▼体調面の管理

着ぐるみの内部はものすごく高温になりますので、脱水症状などの体調不良を起こしてしまわないよう、体調管理を徹底する必要があります。

適切なタイミングで休憩を入れることはもちろん、万が一の事態に備えてサポートスタッフとの間に「不調を知らせるサイン」を作っておきましょう。

▼スタッフの安全

全身を覆う着ぐるみは、想像している以上に狭い視界の中で行動しなければなりません。足元はもちろん、真正面や側面、やや遠くのほうが見えにくくなるため、サポートスタッフを側につけましょう。

側にサポートスタッフを待機させることでお子様との接触事故防止になります。頭上の障害物を回避させるためにも必要です。また、キャラクターの設定上、動作が制限されてしまう場合は転倒防止のためなるべく階段を利用しないこと、引火事故を避けるため火を使う場所には近づかないことも重要な安全対策です。

キャラクターに扮している間は、自身の言動に最大限の注意を払う必要があります。

用があるからといって遠くから関係者に声をかけたり、休憩に入るからといって人前で着ぐるみを脱いだりすることはタブーです。基本的に関係者以外の前での声だし・着替えはNGですので、身振りと手振りによるパフォーマンスで、キャラクターのイメージを守りながら周囲を楽しませましょう。

小さなお子様だけでなく大人にも人気の着ぐるみは、ゆるいキャラ設定や愛らしいキャラ、愛嬌のある動きでホッコリと和やかなムードを演出してくれます。そんな着ぐるみを、町おこしに活用してみませんか？

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