瀧之拝太郎

2頭身

  • 着ぐるみ
name
瀧之拝太郎
profile
古座川町役場 (和歌山県)
illustration
detail
商標登録が完了した「瀧之拝太郎」キャラクターの着ぐるみが完成いたしました。 「瀧之拝太郎」は古座川の民話に出てくる主人公で、現在、町の観光PRキャラクターとなっていま す。
着ぐるみの完成にあたり、11 月 2 日(金)に瀧之拝太郎が滝壺から持ち帰ってきた「丸い石」が 祀っている金比羅神社でご挨拶(参拝)しました。

昔、滝の拝に瀧之拝太郎という侍が住 んでいて、滝の周辺に穴壺を掘って人々 の目を楽しまそうと毎日刀で穴を掘り続けて いました。
九百九十九壺の穴を掘って千にあと 一つという日に、刀を滝壺に落としてしまい ました。侍は刀を拾いに滝壺にもぐったまま 帰らないので、家人や近所の人々は滝の 主にでも食われたのだろうと七日の法事 をしているところ太郎がひょっこり滝壺から上 がって来たのでみんなびっくりしました。 その時の太郎の話によると、滝壺の底には 大変立派な宮殿があって、滝の主といわ れるきれいなお姫様が大勢の侍女にかし づかれていて、太郎を大歓迎してくれまし た。 夢中に遊んでいるうちにふと家へ帰りたく なったので、落とした刀に副えて丸い大きな 石をみやげにもらってきました。それまで滝
壺で雷のようにごろごろと鳴っていた音が、 ハタと止みました。その石は今、滝の主を祭 っている金比羅さまの境内に置かれていま す。
URL
http://www.town.kozagawa.wakayama.jp/news/takinohai_201211.pdf#search='瀧之拝太郎'